東京アニメアワードフェスティバル2025

プログラム

PROGRAM

TAAF2021上映作品

ジョセップ
Josep

※TAAF2021 開催時の情報です。

TAAF2021 長編コンペティション
フランス・スペイン・ベルギー 2020年 1:14:00 言語:フランス語・カタルーニャ語・スペイン語・英語 字幕:日本語・英語

1939年2月、スペイン共和派の人々は、フランコの独裁政権からフランスに逃れてきていた。フランス政府は収容所を建設して難民たちをそこに閉じ込め、劣悪な衛生環境のうえ、水や食料がほとんど手に入らない状況に追い込んだ。収容所の中で、有刺鉄線で隔てられながらも、二人の男が友達になる。一人はフランス側の看守、もう一人はフランコ政権と戦うイラストレーターのジョセップ・バルトリ(1910年バルセロナ生~1995年ニューヨーク没)だった。

February 1939. Spanish republicans are fleeing Franco’s dictatorship to France. The French government built concentration camp, confining the refugees, where they barely have access to hygiene, water and food. In one of these camps, separated by barbed wire, two men will become friends. One is a guard, the other is Josep Bartoli (Barcelona 1910 – NYC 1995), an illustrator who fights against Franco’s regime.

フェスティバルディレクターからのコメント

第二次大戦下の収容所が舞台です。フランス人の看守セルジュとスペイン人の収容者であり画家であるジョセップの戦時下での友情を語っています。なめらかに動くアニメーションとは違うイラストのような画面が説得力を持って訴えてきます。

監督
オーレル
Aurel

1980年生まれのフランス人イラストレーター。フランスの全国紙「ル・モンド」と週刊風刺新聞「カナール・アンシェネ」のイラストを担当しているほか、様々なフランスの新聞に多数のグラフィックレポートを提供してきた。漫画家としての著作はおよそ20冊で、そのうち、『Clandestino』と『La Manuiserie』の2冊はノンフィクションである。2011年にはFlorence Correとの共同監督で初の短編アニメーション『Octobre Noir』(Studio La Fabrique)を制作した。『ジョセップ』は長編アニメーションデビュー作である。

Aurel is a French illustrator born in 1980. He is working as a press illustrator for the national daily Le Monde and the satirical weekly Le Canard Enchaîné. He has also worked on numerous graphic reports for various French newspapers. As a cartoonist, Aurel has published around twenty books, including two non-fiction comics "Clandestino" and "La Menuiserie". In 2011, he co-directed with Florence Corre his first animated short film, "Octobre Noir"(Studio La Fabrique). "Josep" is his first feature film.

戻る

TAAF2021 全作品一覧

PAGETOP