アニメ功労部門とは
「アニメ功労部門」はアニメーション産業・文化の発展に大きく寄与した方を顕彰するものです。制作現場における技術、表現、人材育成などの長年の功績をたたえるだけでなく、教育活動・国際交流など広くアニメーション産業の社会的地位の向上に貢献された方に対しても、この賞を贈り顕彰いたします。
TAAFの前身である東京国際アニメフェア・東京アニメアワードにおいて2005年に設立され、TAAF2020で16回目となり、総勢178名の方を顕彰しています。
選考方法
日本初のアニメーション作品が劇場公開された1917年から、テレビアニメの本格的登場を経て、最初の大きなアニメブームが花開いた1970年代末(1979年)までの期間をおもな範囲とし、その間に公開・放映された劇場・テレビ作品において重要な芸術的、技術的貢献をされ、その後も継続的に活躍した方々を対象としています。選考委員の公平な審議のもと、アニメ功労部門の顕彰に相応しいとされた方を選出しています。
TAAF2020アニメ功労部門 顕彰者

佐藤 昭司プロデューサー
代表作:「未来少年コナン」他

中島 順三プロデューサー
代表作:「アルプスの少女ハイジ」他

首藤 剛志(故人)脚本家
代表作:「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」他

中村 和子(故人)アニメーター
代表作:「白蛇伝」他

白井 久男(故人)撮影監督
代表作:「となりのトトロ」他

小山 明子色彩設計
代表作:「愛の若草物語」他

間宮 芳生作曲家
代表作:「セロ弾きのゴーシュ」他

池田 昌子声優
代表作:「劇場版 銀河鉄道999」メーテル役 他

(旧)株式会社セイキ撮影機械等
アニメーション業界各社の撮影等で制作現場を、永年にわたりサポートした精密機材メーカー
順不同・敬称略