東京アニメアワードフェスティバル2026

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TAAF2023コンペティション部門グランプリは『犬とイタリア人お断り』と『国境』に決定!

長編アニメーション

  • グランプリ
    犬とイタリア人お断り No Dogs or Italians Allowed

  • 優秀賞
    ティティナ Titina

短編アニメーション


  • グランプリ
    国境 The Borderline

  • 優秀賞
    キツネの女王 The Queen of the Foxes

  • 豊島区長賞
    月にスウィング Swing to the Moon

  • 学生賞
    サカナ島胃袋三腸目 3 Intestine Road, Fish Island

©Mikrofilm and Vivi Film
©INSTITUTO MEXICANO DE CINEMATOGRAFÍA (IMCINE)
©ESMA
© 2022 Moe Wakabayashi

 

「コンペティション部門」は、プロ・アマ問わず応募のあった、日本国内で未興行のアニメーション作品を対象としています。
60分以上の作品は長編アニメーション、30分未満は短編アニメーションとなり、本年度の長編アニメーションには26の国と地域より31作品(昨年31作品)の応募があり、4作品がノミネート。短編アニメーションには63の国と地域から応募された872作品(昨年874作品)の応募があり、29作品がノミネートされておりました。

本年度は3年ぶりに各国から審査員が来日し審査を行い、対面での審査会を実施。長編・短編ともに受賞作品を決定いたしました。

審査結果および審査員は以下の通りです。

 

長編アニメーション グランプリ 犬とイタリア人お断り
英題:No Dogs or Italians Allowed
監督:アラン・ウゲット
製作国:フランス・イタリア・ベルギー・スイス・ポルトガル
※東京都知事賞もあわせて授賞
優秀賞 ティティナ
英題:Titina
監督:カイサ・ネス
製作国:ベルギー・ノルウェー
短編アニメーション グランプリ 国境
英題:The Borderline
監督:クリスティアン・アレドンド・ナルバエス
製作国:メキシコ
※東京都知事賞もあわせて授賞
優秀賞 キツネの女王
英題:The Queen of the Foxes
監督:マリナ・ロセ
製作国:スイス
豊島区長賞 月にスウィング
英題:Swing to the Moon
監督:マリー・ボルデソーレ、アドリアナ・ブジー、ナディーン・デ・ブール、エリザ・ドリク、クロエ・ラーズ、ヴァンサン・レブレーロ、ソレンネ・モロー
製作国:フランス
学生賞 サカナ島胃袋三腸目
英題:3 Intestine Road, Fish Island
監督:若林 萌
製作国:日本

 

TAAF2023 コンペティション部門長編アニメーション 審査員

東 不可止株式会社エー・ティー・エックス 取締役 事業本部長

1966年生、広島市出身。1989年テレビ東京入社。1999年から2011年までアニメーション番組プロデューサー。プロデューサーや担当として80本以上の作品に携わる。その後名古屋支社長、総合マーケティング局専任局長などを経て、2021年から㈱エー・ティ-・エックス取締役。CS放送アニメ専門チャンネルで事業本部を担当。過去に担当した主な番組は『銀魂』『NARUTO疾風伝』『BLUE DRAGON』『スクールランブル』など。

木村 隆一日本アニメーター・演出協会 理事/監督

1971年生まれ。多摩美術大学美術学部II部卒業後、スタジオジュニオに入社。その後フリーランスでアニメーションの演出家として活動している。代表作、『アイカツ!シリーズ』(監督・スーパーバイザー)。

セザール・カブラル監督

São Paulo University(ECA-USP)のArts and Communication Schoolにてシネマの学位を取得。1998年にストップモーションアニメーターとしてキャリアをスタートし、2000年にアニメーション会社、Coala Filmesを共同設立した。監督作の短編ストップモーション映画、『The Re Bordosa Dossier』(2008年)はブラジルや国際的な映画祭で70以上の賞を受賞し、『Storm』(2010年)はアヌシー、広島、ハバナ、サンダンスなどの世界中の有名映画祭でノミネートされた。2シーズンにわたって制作、監督したヤングアダルト向けのストップモーションアニメーションシリーズ『Angeli The Killer』は、2018年アヌシー国際アニメーション映画祭でノミネートされ、Canal Brazilで放映された。『ボブ・スピットボブ・スピット-人間なんてクソくらえ-』は、数々の有名映画祭の中で、2021年のアヌシー国際アニメーション映画祭のContrechamp部門で最優秀長編賞、オタワ国際アニメーションフェスティバルで最優秀長編賞、2022年の東京アニメアワードフェスティバルで優秀賞を受賞した。

キム・ヘリジャーナリスト

1994年に西洋史の学位でソウル大学校を卒業後、1995年に週間映画雑誌『CINE21』に創設メンバーとして参加し、映画や映画制作者などについて執筆した。その後、映画学の修士号を取得するためにイギリスのイーストアングリア大学で学び、『Apologies to Movie』『Talk to Her』『Freeze Frame』『Talk to Her Vol.2』『Sitting in Pictures』『Looking at You Looking at Me』などの本を出版。また、韓国の数々の国際映画祭や2008年のロッテルダム国際映画祭で審査員を務めた。現在は、ソウル放送(SBS)のポッドキャスト「キム・ヘリのフィルム・クラブ」でホストを務めている。

TAAF2023 コンペティション部門短編アニメーション 審査員

こだま 兼嗣アニメーション監督

1970年アニメーターになる。1977年『新ルパン三世』作画監督。1981年演出転向。
1984年『キャッツ♥アイ(第二シリーズ)』監督。1987年『シティーハンター』監督。1996年『名探偵コナン』監督。1997年劇場映画7作『名探偵コナン』監督。2006年『結界師』監督。2008年『テイルズ オブ ジ アビス』監督。2019年劇場映画『シティーハンター・新宿PRIVATE EYES』総監督。

里見 哲朗ライデンフィルム 代表取締役/バーナムスタジオ 取締役

1974年生まれ。日本のアニメーションプロデューサー。株式会社ムービック、株式会社ブロッコリーを経て2003年に独立。アニメーションの企画プロデュースを手がける有限会社バーナムスタジオを設立する。2012年に制作スタジオの株式会社ライデンフィルムを設立。代表作『ギャラクシーエンジェル』『サムライチャンプルー』『アルスラーン戦記』『ニンジャバットマン』『東京リベンジャーズ』他多数。日本SF作家クラブ会員。

チャーリー・ベリン監督/アニメーター

監督およびアニメーター。フランスルーベ のEsaat、アングレームのEmca、そしてブール=レ=ヴァロンスにあるLa Poudrièreなど、複数のアニメーション学校で学び、学習の一環として、幾つかの短編を監督した。その後「Fresh Out of school – Apollinaire season」コレクションの1つで制作した『Le Coin』はプロとしてのデビュー作である。最近では、Camera lucida ProductionsとDoncvoilà productionsとの共同制作でTVスペシャル『ファニーバード』を監督した。

エリーゼ・ラべカナダ国立映画制作庁 フェスティバル・劇場上映 チーフ

カナダ国立映画制作庁(NFB)で長年に渡り、数々の役職を務めてきた、カナダの受賞創作作品における国家公務員のプロデューサーである。2011年より映画祭部門の長となり、多数のドキュメンタリー、アニメーション映画、人々を魅了する作品の立ち上げに何年間も貢献した。モントリオール大学でビジュアルアーツの学士号と脚本執筆の学位を取得後、NFBと連携する非凡な作品やアーティストたちに情熱を注ぐようになった。以来、現代アニメーションやドキュメンタリー映画製作の著名人たちと協力してきた。公務における際立った業績に対して、Queen’s Jubilee Medalを授与されている。

 

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