東京アニメアワードフェスティバル2026

アニメ功労部門

ACHIEVEMENT AWARD

アニメ功労部門とは

「アニメ功労部門」はアニメーション産業・文化の発展に大きく寄与した方を顕彰するものです。制作現場における技術、表現、人材育成などの長年の功績をたたえるだけでなく、教育活動・国際交流など広くアニメーション産業の社会的地位の向上に貢献された方に対しても、この賞を贈り顕彰いたします。
選考には、アニメーション業界の各方面より有識者を集め、公平な審議のもと、アニメ功労部門の顕彰に相応しいとされた方を選出しています。

TAAFの前身である東京国際アニメフェア・東京アニメアワードにおいて2005年に設立され、TAAF2025で21回目となり、総勢215名の方を顕彰しています。

選考方法

日本初のアニメーション作品が劇場公開された1917年から、テレビアニメの本格的登場を経て、最初の大きなアニメブームが花開いた1970年代末(1979年)までの期間をおもな範囲とし、その間に公開・放映された劇場・テレビ作品において重要な芸術的、技術的貢献をされ、その後も継続的に活躍した方々を対象としています。選考委員の公平な審議のもと、アニメ功労部門の顕彰に相応しいとされた方を選出しています。

TAAF2025アニメ功労部門 顕彰者

岩崎 正美 いわさき まさみ
プロデューサー

『ムーミン』から『太陽の牙ダグラム』まで、制作一筋で作品を支える
制作管理の肝は“巻物”と呼ばれたスケジュール表

代表作品:『世界名作童話 アンデルセン物語』『ラ・セーヌの星』『無敵ロボ トライダーG7』

吉井 孝幸 よしい たかゆき
プロデューサー

『クラッシャージョウ』『勇者エクスカイザー』などを手掛け
1995年からサンライズの社長として腕を振るう

代表作品:『クラッシャージョウ』『勇者エクスカイザー』『巨神ゴーグ』

友永 和秀 ともなが かずひで
アニメーター

半世紀以上にわたり数々の活力あふれるアクションシーンを描いた名アニメーター

代表作品:『ルパン三世 カリオストロの城』『UFOロボ グレンダイザー対グレートマジンガー』
『リトル・ニモ』

野中 幸子 のなか さちこ
色彩設計

シンエイ動画のテレビ・映画作品を支え続けた色彩設計の第一人者

代表作品:映画『ドラえもん のび太の恐竜』『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』『河童のクゥと夏休み』

掛須 秀一 かけす しゅういち
編集

『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』『人狼 JIN-ROH』『COWBOY BEBOP 天国の扉』
アナログからデジタルへ——映像制作の新しい時代を切り開き、挑戦し続ける編集者

代表作品:『人狼 JIN-ROH』『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』『カウボーイビバップ 天国の扉』

鈴木 清司 すずき せいじ
音楽監督

コマ単位で映像に沿った音楽を演出する類まれなる「音楽監督」

代表作品:『それいけ!アンパンマン』『ルパン三世 PART2』『ゴルゴ13』

堀内 賢雄 ほりうち けんゆう
声優

芸歴40年を超えてなお研鑽を重ねる努力のハイバス
その甘くセクシーな声はハリウッドスターさえも虜に

代表作品:『機動戦士ガンダムZZ』『鬼平』『アンジェリーク』

順不同・敬称略

PAGETOP