東京アニメアワードフェスティバル2024

プログラム

PROGRAM

TAAF2018上映作品

オン ハピネス ロード
On Happiness Road

※TAAF2018 開催時の情報です。

TAAF2018 コンペディション部門長編作品
台湾 2017年 1:51:00 言語:中国語

チーは台湾で必死に勉強した後、アメリカに渡って成功を収めていた。
しかし、祖母の死をきっかけに台湾・幸福路に暮らす家族の元へ戻ったことで、子どもの頃の懐かしい思い出とともに、「人生」そして「家族」の意味を考え始める。
幸せとは何なのか?自分の幸せを、チーは見つけることができるのか。

Chi earned her American dream after persevering with her studies in Taiwan. Following her grandmothers’ death, Chi returns to her family on Happiness Road, where she begins to feel nostalgic about her childhood and starts to contemplate the meaning of “life” and “home”. What is happiness? Will Chi find her own happiness?

フェスティバルディレクターからのコメント

この映画の中の主人公は生きている。彼女は離婚という人生の一大転機に向き合わざるを得なくなった。それが近代台湾の社会情景も散りばめながら語られる。幸せ、と胸を張ってまだ言えないかもしれない。しかし彼女は確かに生きている。そう感じさせる映画です。
日本のアニメーションへの憧憬も垣間見えます。大人たちに見てほしい1本です。

監督
ソン・シンイン
SUNG Hsin-Yin

台北生まれ。京都大学で映画論を学んだ後、コロンビア・カレッジ・シカゴの映画修士号を取得。彼女の短編実写映画「The Red Shoes」、「Single Waltz」は多くの国際映画祭で上映された。また、初監督した短編アニメーション作品は2013年台北映画祭にてベストアニメーション賞を獲得した。
「オン ハピネス ロード」は自身初の長編アニメーション作品で、現在、初の実写の長編作品となる「Love is a bitch」 を制作中。

HsinYin was born in Taipei. She studied Film Theory in Kyoto University, later graduated from Columbia College of Chicago with a Master’s Degree in Film. Her live action shorts such as “The Red Shoes”, “Single Waltz” have been screened at numerous international film festivals. Her first directing animation short won The Best Animation Award at 2013 Taipei Film Festival. “On Happiness Road” is her first animation feature, and she is also working on her first live action feature “Love is a bitch”.

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