東京アニメアワードフェスティバル2017

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『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』(監督:トム・ムーア) 、8月20日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほかにて公開(字幕版・吹き替え版同時上映)

SOTS_main600©Cartoon Saloon, Melusine Productions, The Big Farm, Superprod, Nørlum

 

東京アニメアワードフェスティバル2015(TAAF2015)コンペティション部門長編アニメーショングランプリに選ばれた『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』(監督:トム・ムーア) が、8月20日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほかにて全国ロードショー公開されます。(字幕版・吹き替え版同時上映)
詳細は公式サイトをご覧ください。

現在、特典付き前売り券を販売中です。こちらをご覧ください。

また、劇場公開を記念して、『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた展』が開催されます。
詳細はこちらのPDFファイルをご覧ください。

 

灯台守のお父さんとお母さんの間に生まれた兄妹。その妹シアーシャが、フクロウの魔女マカに連れ去られてしまう。兄のベンは、妹を救うために魔法世界への不思議な旅に出る。
・・・と、お話しはこんなことになるんですが・・・。
この映画では、灯台で暮らすお父さんと兄妹の現代が、嘆きの果てに岩になってしまった伝説の巨人や、アザラシの妖精といった神話の世界と見事に絡んでしまうんです。
アイルランドの神話をベースにしたストーリーということですが、デザイン的な美術とストーリー、そしてキャラクターが見事にマッチしています。ストーリーとキャラクターはマッチしていて当たり前なんですが、「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」では、兄のベンがウジウジした嫌な奴なんです。この兄のベンが、妹が生まれた時に去ってしまった(亡くなったのかな・・・と僕は思っていました。)お母さんを慕うあまり、妹を邪険に扱います。何も出来ない兄貴のくせに、妹に指図ばかりする嫌な兄貴なんです、こいつが。
でも、このダメ兄貴が、なんとか妹を救けようとする中に、だんだん自分のダメ振りにも気づいて行く。まあ、いい男の顔になって行くんです。こんな単純なデザインなのに不思議ですね。
悪役も・・・魔女のマカを含めて、悪人では無いようなんですね・・・、あまり喋っちゃいけませんね。

これは家族揃って観に行ける数少ないエンタテインメント映画だと思います。

この映画は、東京アニメアワードフェスティバル2015(TAAF2015)の長編コンペティション部門でグランプリに輝いた作品です。第87回アカデミー賞でもノミネート作品のひとつになっていますし、第28回ヨーロピアン・フィルム・アワードも受賞しています。
今回このような家族で観に行ける楽しい作品が、やっと日本公開につながったことを嬉しく思います。また、TAAFとしても、素晴らしい作品が日本でみなさんの目に触れるよう、もっと後押しをしなければと、思いをあらたにします。

ちょっと大人の話しをすると、トム・ムーア監督が、「これがいいよ」と勧めていたウィスキーは、ピート(泥炭)で燻した香りの強い、香りそのものが味の一部になっているウィスキーでした。でも、それによってアルコール度数の強さだけが舌を刺激することなく、まろやかな味わいを口中に醸し出してくれました。
たまには映画館で、スコッチ一杯なんて・・・きっと、やっちゃいけないんでしょうね。
申し訳ない。

TAAFフェスティバル・ディレクター
竹内孝次

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